多頭飼い、特に性格の違う犬種を飼うとなると、悩みは尽きませんよね!先住犬のチワワちゃんと、新しく家族に加わったポメマルちゃん。それぞれ個性があって、どう接したらいいか迷ってしまうのも当然です。今回は、お散歩の頻度、室内での過ごし方、しつけ、ご飯の量、そして犬同士の相性について、一つずつ丁寧に解説していきます。
「うちのチワワ、お散歩嫌いなんです…」という飼い主さんは意外と多いんです。獣医さんに「必要ない」と言われたとのことですが、犬にとってお散歩は、単なる運動不足解消以上の意味があります。
社会化のチャンス:外の世界に触れ、様々な音や人に慣れることで、社会性を養います。
ストレス解消:気分転換になり、心身の健康を保ちます。
飼い主との絆:一緒に歩くことで、信頼関係が深まります。
もちろん、犬種や性格によって必要な運動量は異なります。チワワちゃんがお散歩を嫌がる場合、無理強いは禁物です。まずは、家の周りを少し歩くだけでもOK。おやつで釣ったり、抱っこで外の景色を見せてあげたりするのも良いでしょう。
お仕事で留守番の間はケージに入れるとのことですが、それ以外の時間は自由にさせてあげているとのこと。30分~1時間という時間は、決して短すぎるということはありません。大切なのは、その時間をどう過ごすかです。
質の高い遊び:短い時間でも、集中して遊んであげましょう。
知育玩具の活用:退屈させないために、知育玩具を取り入れる。
安心できる居場所:ケージを安心できる場所にすることで、ストレスを軽減。
賃貸住宅にお住まいとのことですので、防音対策も忘れずに。コルクマットを敷いたり、防音ケージを導入したりするのもおすすめです。
3ヶ月のポメマルちゃん、元気いっぱいで可愛い盛りですが、噛み癖やトイレのしつけは、根気強く取り組む必要があります。
噛み癖対策:
原因の特定:なぜ噛むのか?(遊び、要求、不安など)原因を特定し、対策を立てる。
代替行動:噛む代わりに、おもちゃを噛ませる。
無視する:噛んだら遊びを中断し、無視する。
トイレのしつけ:
タイミング:起床後、食後、遊びの後など、トイレのタイミングを見計らってトイレに連れて行く。
褒める:トイレで成功したら、大げさに褒める。
失敗しても怒らない:失敗しても決して怒らず、根気強く教える。
もし、自分でのしつけが難しいと感じたら、ドッグトレーナーさんにお願いするのも一つの方法です。プロの指導を受けることで、効率的にしつけを進めることができます。
ご飯の量については、犬種、年齢、活動量によって異なります。フードの袋に書いてある量はあくまで目安と考え、愛犬の状態に合わせて調整する必要があります。
体重の変化:定期的に体重を測り、増えすぎたり減りすぎたりしていないか確認する。
便の状態:便が硬すぎたり、柔らかすぎたりする場合は、ご飯の量を調整する。
獣医さんに相談:獣医さんに相談し、適切な量を教えてもらう。
3ヶ月のポメマルちゃんは成長期ですので、栄養バランスの取れた食事を与えることが大切です。うんちの量が多いとのことですが、フードの種類によっては、消化しきれない成分が含まれている場合もあります。獣医さんに相談し、フードの見直しも検討してみましょう。
先住犬のチワワちゃんと、新入りポメマルちゃん。犬同士の相性は、飼い主さんにとって大きな悩みの一つです。
相性を見極める:
遊び方:お互いを尊重し、遊びを共有できているか。
休息:お互いのパーソナルスペースを尊重し、邪魔しないか。
食事:食事中に、お互いを威嚇しないか。
ケンカの原因:
資源の独占:おもちゃやご飯を独占しようとしていないか。
嫉妬:飼い主さんの愛情を独占しようとしていないか。
縄張り意識:自分の縄張りを守ろうとしていないか。
ケンカがエスカレートする場合は、引き離す必要がありますが、基本的には見守る程度で大丈夫です。ただし、どちらか一方にストレスがかかっている場合は、環境を整えてあげる必要があります。
別々の空間:お互いのパーソナルスペースを確保する。
平等な愛情:どちらか一方に偏らず、平等に愛情を注ぐ。
専門家のアドバイス:ドッグトレーナーや獣医さんに相談する。
多頭飼いは、確かに大変なことも多いですが、それ以上に喜びも大きいはずです。それぞれの犬の個性を尊重し、愛情をたっぷり注いであげてください。今回の記事が、少しでもお役に立てれば幸いです。