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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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犬との新生活、貯金10万円で始めるのは無謀?後悔しないための徹底検証

#犬との生活
 
現在、旦那と二人で賃貸に住んでいます。恥ずかしながら貯金といえる貯金はあまりありませんが、以前から犬を飼いたいと思っていて、ペット可物件に良いのがあったため引っ越ししたいなと思ってます。ただ、引っ越し費用でほぼ貯金がなくなります。ペット自体はペットローンで買おうと思っております。そろそろ夏のボーナスも入るので必要なものはそこから出して、残りが10万円くらいになってしまうと思います。このような選択は間違っていますか?やめた方がいいですか? ちなみに私もフルタイム勤務です。

結論から言うと、貯金10万円で犬との新生活を始めるのは、リスクが高いと言わざるを得ません。しかし、絶対に不可能というわけではありません。この記事では、犬との暮らしをスタートさせる前に考慮すべき点、必要な初期費用と継続費用、そして貯金が少ない状況でも犬との生活を成功させるための具体的な対策を、様々な角度から徹底的に解説します。

なぜ貯金10万円スタートはリスクが高いのか?

犬を飼うということは、単に可愛いペットを迎えるだけでなく、その命に責任を持つということです。予期せぬ病気やケガ、しつけの問題など、様々な事態に対応できる経済的な余裕は、犬との生活において非常に重要です。

1. 初期費用の落とし穴:
ペットローンで犬を迎えることはできても、それ以外にも様々な初期費用がかかります。
犬を迎えるための準備費用:
ケージ、ベッド、食器、トイレ用品、おもちゃ、首輪、リードなど、犬が快適に暮らすために必要なものを揃える必要があります。
医療費:
混合ワクチン、狂犬病予防接種、フィラリア予防、ノミ・ダニ予防など、定期的な医療費がかかります。
登録費用:
犬を飼うには、市区町村への登録が必要です。
ペット可物件への引越し費用:
敷金、礼金、仲介手数料、引越し業者への支払いなどが発生します。ペット可物件の場合、通常の物件よりも敷金が高めに設定されていることもあります。

2. 継続費用の重圧:
犬を飼い始めると、毎月必ずかかる費用があります。
食費:
ドッグフード、おやつなど、犬の健康を維持するための食費は欠かせません。犬種や年齢、活動量によって必要な量は異なり、フードの品質によっても価格は大きく変動します。
医療費:
定期的な健康診断や予防接種だけでなく、犬は人間よりも早く年を取るため、思わぬ病気やケガに見舞われる可能性も高くなります。
トリミング費用:
犬種によっては、定期的なトリミングが必要です。
日用品費:
トイレシート、シャンプー、消臭剤など、犬と暮らす上で必要な日用品も定期的に購入する必要があります。
その他:
ペット保険料、しつけ教室の費用、ドッグランの利用料など、犬との生活をより豊かにするための費用も考慮しておきましょう。

3. 予期せぬ出費という名の爆弾:
犬は言葉を話せません。体調が悪くても、どこが痛いのかを伝えることができません。そのため、いつもと違う様子が見られたら、すぐに動物病院を受診する必要があります。
病気やケガ:
犬は人間よりも病気やケガのリスクが高く、治療費も高額になることがあります。
誤飲・誤食:
犬は好奇心旺盛なので、様々なものを口にしてしまうことがあります。中毒症状を引き起こすものや、消化器系に詰まってしまうものもあり、緊急手術が必要になることもあります。
高齢による介護費用:
犬も人間と同じように年を取ります。高齢になると、介護が必要になることもあります。

これらの費用を考えると、貯金10万円では、もしもの事態に対応できない可能性が高いと言えるでしょう。

それでも犬との生活を諦めたくないあなたへ:5つの現実的対策

「どうしても犬と暮らしたい!」という強い思いがあるなら、以下の対策を講じることで、貯金が少ない状況でも犬との生活をスタートできる可能性はあります。

1. 徹底的な資金計画の見直し:
まずは、犬との生活にかかる費用を具体的に洗い出し、月々の収入と支出を照らし合わせて、無理のない資金計画を立てましょう。
固定費の削減:
家賃、光熱費、通信費など、固定費を見直すことで、月々の支出を減らすことができます。
変動費の削減:
食費、娯楽費、交際費など、変動費もできる限り削減しましょう。
副業の検討:
収入を増やすために、副業を検討してみましょう。
ペット関連費用の詳細な見積もり:
複数のペットショップや動物病院で見積もりを取り、費用を比較検討しましょう。
不要な保険の見直し:
生命保険や医療保険など、不要な保険を解約することで、保険料を節約できます。

2. 犬種選びは慎重に:
犬種によって、必要な運動量やトリミングの頻度、かかりやすい病気などが異なります。
小型犬・中型犬:
大型犬に比べて、食費や医療費が抑えられる傾向があります。
短毛種:
長毛種に比べて、トリミング費用を抑えることができます。
成犬・里親:
子犬に比べて、しつけの手間が省けたり、初期費用を抑えられたりする場合があります。
ミックス犬:
純血種に比べて、遺伝性疾患のリスクが低いと言われています。

3. 初期費用を抑える工夫:
新品にこだわらず、中古品やリサイクル品を活用したり、DIYで手作りしたりすることで、初期費用を大幅に抑えることができます。
フリマアプリやリサイクルショップ:
ケージ、ベッド、食器など、犬用品の中古品を探してみましょう。
DIY:
犬小屋やベッド、おもちゃなどを手作りしてみましょう。
友人や知人からの譲り受け:
犬を飼っている友人や知人に、不要になった犬用品を譲ってもらえないか相談してみましょう。
ペットショップのセール:
ペットショップのセール期間中を狙って、犬用品を購入しましょう。

4. ペット保険の賢い選び方:
万が一の病気やケガに備えて、ペット保険への加入は必須と言えます。
補償内容の比較:
保険会社によって、補償内容や保険料が異なります。複数の保険会社を比較検討し、自分に合った保険を選びましょう。
免責金額の設定:
免責金額を設定することで、保険料を抑えることができます。
特約の検討:
特定の病気やケガに備えるための特約を検討しましょう。
インターネット割引の活用:
インターネットで申し込むと、保険料が割引になる場合があります。

5. 地域のサポート体制をフル活用:
自治体や動物愛護団体などが提供する、犬との生活をサポートするサービスを活用しましょう。
しつけ教室:
犬のしつけに関する知識や技術を学ぶことができます。
相談窓口:
犬との生活に関する悩みや疑問を相談できます。
補助金・助成金:
犬の飼育にかかる費用の一部を補助してもらえる場合があります。
ボランティア:
犬の散歩や世話を手伝ってくれるボランティアを探しましょう。
地域の愛犬家コミュニティへの参加:
地域の愛犬家と交流することで、情報交換や助け合いができます。

ケーススタディ:Kさんの挑戦

Kさん(30代、女性)は、長年の夢だった犬との生活を、貯金50万円でスタートさせました。Kさんは、犬を迎える前に徹底的な資金計画を立て、犬種選び、初期費用の節約、ペット保険の加入、地域のサポート体制の活用など、あらゆる対策を講じました。
犬種:
小型犬のミックス犬(里親)
初期費用:
約10万円(中古品やDIYを活用)
月々の費用:
約2万円(食費、医療費、日用品費など)
ペット保険:
加入(免責金額あり)

Kさんは、犬との生活を始めてから、毎月必ず収支を記録し、無駄な出費を徹底的に削減しました。また、地域の愛犬家コミュニティに参加し、情報交換や助け合いを通じて、犬との生活をより豊かなものにしています。

Kさんは、「貯金が少ないからといって、犬との生活を諦める必要はない。大切なのは、計画性と工夫、そして何よりも犬への愛情です。」と語ります。

最後に:覚悟と責任を持って

犬との生活は、喜びと癒しを与えてくれる素晴らしいものです。しかし、同時に、大きな責任も伴います。犬を飼うということは、その命を預かるということです。経済的な問題だけでなく、時間や労力も必要になります。

今回の記事を参考に、犬との生活を始める前に、もう一度、自分自身に問いかけてみてください。「本当に犬を幸せにできるのか?」「最後まで責任を持って育てられるのか?」

もし、少しでも不安があるなら、焦らずに、まずは犬に関する知識を深めたり、犬を飼っている人に話を聞いたりするなど、準備期間を設けることをおすすめします。

犬との生活は、あなたの人生をより豊かにしてくれるはずです。しかし、そのためには、覚悟と責任が必要です。

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