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犬を飼ったことでウサギを可愛がれなくなった… 里親に出すべき?【犬との生活アドバイザー】

#多頭飼育
 

この記事では、犬を飼い始めたことでウサギを十分に可愛がれなくなったというお悩みについて、解決策を一緒に考えていきます。

2歳のウサギを飼っています。元々犬が好きで犬を飼いたかったのですが、ペット禁止の賃貸に住んでいたためウサギを飼い始めました。しかし、引っ越し後に愛犬を飼い始め、子供も産まれたため、ウサギを可愛がる時間がありません。ウサギは撫でられるのが好きですが、触ってあげることもなく、毎日ご飯をあげるだけです。家族としては生涯一緒に暮らすのがベストですが、可愛がられないまま生涯を過ごすことがウサギにとって幸せなのか悩んでいます。里親に出すことも考えていますが、今まで飼っていたペットは生涯世話をしてきたので、躊躇しています。ウサギを可愛がる努力もできないため、どうすれば良いか悩んでいます。ゲージの掃除やご飯はしっかりあげていますが、撫でたり遊んだりする時間が全くありません。

結論:ウサギと犬、それぞれの幸せを考える

結論から言うと、ウサギにとって本当に幸せなのは、愛情をたっぷり注いでもらえる環境で暮らすことかもしれません。しかし、里親に出すことが必ずしも最善の選択とは限りません。まずは、現状を改善するための努力をしてみることをお勧めします。それでも難しい場合は、里親に出すことも視野に入れるべきでしょう。大切なのは、ウサギと犬、そしてご家族全員が幸せに暮らせる方法を見つけることです。

ケーススタディ

ある家族の物語:犬とウサギと、そして私

「ふわふわの毛並みが可愛くて、つぶらな瞳で見つめられると、心がキュンとするんだ。」

そう語るのは、主婦のAさん。Aさんの家には、2歳のウサギの「モコ」がいます。元々犬好きだったAさんは、ペット禁止の賃貸に住んでいたため、犬の代わりにモコを家族に迎えました。

しかし、数年後、Aさんは念願のマイホームに引っ越し、ついに愛犬の「ハッピー」を飼うことができました。さらに、可愛い赤ちゃんにも恵まれ、幸せいっぱいの生活を送っていました。

ところが、Aさんの心には、ある悩みが生まれていました。それは、モコを可愛がってあげられないこと。ハッピーの散歩や育児、家事に追われる毎日で、モコと触れ合う時間がほとんどなくなってしまったのです。

「モコは撫でられるのが好きで、いつも私に近づいてくるんです。でも、構ってあげられなくて…。」

Aさんは、モコに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。モコにとって、今の生活は本当に幸せなのだろうか?愛情をたっぷり注いでくれる里親さんの元へ行った方が、モコはもっと幸せになれるのではないか?

そう考えるようになったAさんは、眠れない日々を過ごしていました。

専門家からのアドバイス

Aさんのようなケースは、決して珍しいことではありません。犬を飼い始めたことで、他のペットのお世話がおろそかになってしまうことはよくあります。

大切なのは、それぞれの動物にとって何が一番幸せなのかを考えることです。

ウサギは、犬とは異なるケアが必要です。
適切な飼育環境: 清潔なケージ、適切な温度管理、十分な広さが必要です。
食事: 新鮮な牧草、ペレット、野菜などをバランス良く与える必要があります。
遊び: ケージから出して、自由に遊ばせる時間が必要です。
愛情: 撫でたり、話しかけたり、コミュニケーションを取ることが大切です。

Aさんの場合、ゲージの掃除やご飯はしっかりあげているとのことですが、撫でたり遊んだりする時間が足りていないようです。

Aさんが試したこと

Aさんは、まず、モコと触れ合う時間を作るように努力しました。
毎朝5分、モコを撫でる時間を作る。
子供と一緒に、モコに話しかける。
週末は、モコをケージから出して、一緒に遊ぶ。

最初はぎこちなかったAさんですが、毎日モコと触れ合ううちに、モコとの絆が深まっていくのを感じました。

ハッピーも、モコに興味を持つようになり、優しく見守るようになりました。

家族の結論

数ヶ月後、Aさんは、モコを里親に出すことをやめることにしました。

「モコは、私たち家族の一員。これからも一緒に暮らしていきたい。」

Aさんは、モコ、ハッピー、そして子供たちと一緒に、幸せな毎日を送っています。

この物語から学べること

犬を飼う前に、他のペットのお世話ができるかどうかをよく考えることが大切です。
それぞれの動物にとって、何が一番幸せなのかを考えることが大切です。
愛情を持って接することで、動物との絆は深まります。
里親に出すことは、最終手段として考えるべきです。

具体的なアドバイス

1. 時間を作る工夫:
朝の5分: 起床後、朝食の準備前に5分だけウサギを撫でる時間を作りましょう。
夜の絵本タイム: 子供に絵本を読み聞かせる際に、ウサギも一緒に参加させてみましょう。優しく撫でながら、絵本を読んであげると、ウサギもリラックスできます。
週末のピクニック: 天気の良い週末には、ウサギを安全なキャリーに入れて、近くの公園でピクニックを楽しみましょう。
2. 犬との関係性を築く:
犬にウサギを紹介: 犬にウサギの匂いを嗅がせ、優しく接するように教えましょう。
犬とウサギの遊び場を分ける: 犬とウサギが安全に過ごせるように、遊び場を分けましょう。
犬に「待て」を教える: ウサギに近づきすぎないように、「待て」を教えることが重要です。
3. ウサギの専門家への相談:
獣医さんに相談: ウサギの健康状態や飼育方法について、獣医さんに相談してみましょう。
ウサギ専門のペットショップ: ウサギの飼育用品や食事について、専門家のアドバイスをもらいましょう。
ウサギの飼育本を読む: ウサギの生態や飼育方法について、知識を深めましょう。

里親に出すという選択肢

もし、どうしてもウサギを可愛がることができない場合は、里親に出すことも検討しましょう。
里親探し:
信頼できる里親を探す: 知人や友人に声をかけたり、里親募集サイトを利用したりして、信頼できる里親を探しましょう。
里親希望者との面談: 里親希望者と面談し、ウサギの飼育経験や環境などを確認しましょう。
トライアル期間: 里親希望者に、トライアル期間を設けて、ウサギとの相性を確認してもらいましょう。

まとめ

ウサギと犬、どちらも大切な家族の一員です。それぞれの動物にとって、何が一番幸せなのかを考え、愛情を持って接することが大切です。もし、どうしてもウサギを可愛がることができない場合は、里親に出すことも検討しましょう。

この記事が、Aさんのような悩みを抱える飼い主さんの助けになれば幸いです。

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