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タワマン vs 戸建て:犬と暮らすならどっち?【愛犬家父とのケーススタディ】

#犬との暮らし
 

愛犬家の皆さん、こんにちは!今回は、タワーマンション(以下、タワマン)と戸建て、どちらが犬との暮らしに適しているかという永遠のテーマについて、ある愛犬家のお父様とのケーススタディを通して考えてみたいと思います。

まずは、今回のご相談内容を見てみましょう。

流行りのタワマンではなく、戸建ては時代遅れでしょうか?ネットで女性同士が高い階に住んでいると競うのを見ると、違和感があります。父は「景色などどうでもいい」「老後に負担したり、他人と揉めるのは嫌だ」「バルコニーで紅茶が飲めない」「土いじりがしたい」とのこと。風呂を大きくしたり、池やプール、地下室を作ったり、屋根を改造して天体観測をしたり、国旗掲揚したり、犬を走らせたり、やりたい放題です。鳥が飛んできたり、虫や蛙が現れたり、幼少から暑くても寒くても庭の手入れにこき使われ、泥だらけでした。「タワマンならゴミ捨ても掃除も楽で、駅まで近いのに…」と思うこともあります。父は「楽を覚えるな。稼げないうちは家事を手伝え。汗を流せ」という考えです。父は古すぎるでしょうか。年収は数千万あるのに、タワマンは無関心でした。

この質問には、タワマンと戸建て、それぞれの魅力とデメリットが凝縮されていますね。特に、愛犬家にとって重要なポイントがいくつか見えてきます。

結論から言うと、犬との暮らしやすさを最優先に考えるなら、必ずしもタワマンが最適とは限りません。 重要なのは、それぞれのライフスタイルや価値観に合った選択をすること。今回のケーススタディを通して、愛犬との理想の暮らし方を見つけていきましょう。

ケーススタディ:愛犬家父とタワマンへの疑問

今回のケースは、都内在住で年収数千万という経済力を持つお父様が、タワマンに全く興味を示さず、戸建てでの自由な暮らしを謳歌しているというもの。息子さんは、タワマンの利便性に魅力を感じつつも、幼少期から戸建てで育ち、庭の手入れに携わってきた経験から、複雑な思いを抱いています。

このケースから、タワマンと戸建て、それぞれのメリット・デメリットを掘り下げて考えてみましょう。

タワマンのメリット・デメリット(犬との暮らし目線)

まずは、タワマンのメリットとデメリットを、犬との暮らしという視点から見ていきましょう。

タワマンのメリット

駅近・利便性の高さ:駅に近い物件が多く、通勤や買い物に便利。これは、犬の散歩コースの選択肢を広げたり、動物病院へのアクセスを容易にしたりするメリットにも繋がります。
共用施設の充実:ゲストルームやジム、キッズルームなど、共用施設が充実している場合が多いです。ドッグランやペット専用の足洗い場などが併設されている物件もあり、犬との暮らしをサポートしてくれます。
セキュリティの高さ:24時間有人管理や防犯カメラなど、セキュリティがしっかりしている物件が多く、安心して暮らせます。
眺望の良さ:高層階からの眺めは、開放感があり、気分転換になります。

タワマンのデメリット

犬の散歩の不便さ:高層階に住んでいる場合、犬の散歩のためにエレベーターを使う必要があります。特に、朝の忙しい時間帯や、犬が急にトイレに行きたくなった時などは、不便を感じることがあります。
避難経路の確保:災害時、特に地震などの際には、エレベーターが停止する可能性があります。階段での避難は、犬にとっても飼い主にとっても大きな負担になります。
犬の鳴き声問題:集合住宅であるため、犬の鳴き声が近隣住民の迷惑になる可能性があります。防音対策をしっかりとする必要があります。
閉鎖的な空間:戸建てに比べて、どうしても閉鎖的な空間になりがちです。犬が自由に走り回れる庭がないため、運動不足になる可能性があります。
管理規約の制約:ペットの飼育に関する規約が厳しく、犬種やサイズ、頭数などが制限されている場合があります。

戸建てのメリット・デメリット(犬との暮らし目線)

次に、戸建てのメリットとデメリットを、犬との暮らしという視点から見ていきましょう。

戸建てのメリット

自由度の高さ:間取りや内装、庭のデザインなど、自分の好みに合わせて自由にカスタマイズできます。犬が快適に過ごせる空間を作ることができます。
庭の存在:犬が自由に走り回れる庭があることは、戸建ての最大のメリットと言えるでしょう。ドッグランを作ったり、犬用のプールを設置したりすることも可能です。
音の問題:集合住宅に比べて、犬の鳴き声が近隣住民の迷惑になる可能性は低いです。
避難の容易さ:災害時、すぐに屋外に避難できます。犬を連れての避難も比較的容易です。
管理規約の制約がない:ペットの飼育に関する規約がないため、犬種やサイズ、頭数などを気にせずに飼育できます。(※地域や条例によって制限がある場合もあります。)

戸建てのデメリット

駅からの距離:一般的に、駅に近い物件は少ない傾向にあります。
セキュリティ:タワマンに比べて、セキュリティ面で劣る場合があります。
庭の手入れ:庭の手入れは、時間と労力がかかります。
維持費:固定資産税や修繕費など、維持費がかかります。
ゴミ出し:地域によって異なりますが、ゴミ出しの曜日や時間が決まっている場合が多く、タワマンのように24時間いつでもゴミ出しできるわけではありません。

愛犬家父の選択:戸建てを選ぶ理由

今回のケーススタディのお父様は、上記のメリット・デメリットを考慮した上で、戸建てを選んだと考えられます。
「景色などどうでもいい」:タワマンの最大の魅力である眺望に価値を感じていない。
「老後に負担したり、他人と揉めるのは嫌だ」:タワマンの管理費や修繕積立金、住民間のトラブルを懸念している。
「バルコニーで紅茶が飲めない」「土いじりがしたい」:戸建ての庭で、自由にガーデニングを楽しみたい。
「犬を走らせたり、やりたい放題です」:愛犬が自由に走り回れる庭を重視している。

これらの理由から、お父様は、タワマンの利便性よりも、戸建ての自由度と愛犬との暮らしやすさを優先したと考えられます。

犬との暮らしを豊かにする戸建ての活用術

戸建てを選ぶことで、犬との暮らしはより豊かになります。具体的な活用術をいくつかご紹介しましょう。
ドッグランを作る:庭の一部をフェンスで囲い、ドッグランを作ることができます。犬が自由に走り回れるスペースを確保することで、運動不足解消に繋がります。
犬用プールを設置する:夏場は、犬用プールを設置して、水遊びを楽しむことができます。熱中症対策にもなります。
犬用アジリティグッズを設置する:ハードルやトンネルなど、犬用アジリティグッズを設置することで、犬の運動能力を高めることができます。
犬用ガーデニングスペースを作る:犬が安全に遊べるように、犬に有害な植物を避け、安全な植物を選んでガーデニングスペースを作ることができます。
犬用足洗い場を設置する:散歩から帰ってきた際に、犬の足を洗うための足洗い場を設置することで、家の中を清潔に保つことができます。
犬用プレイスペースを作る:室内に犬専用のプレイスペースを作ることで、犬が安心して過ごせる空間を作ることができます。おもちゃやベッドなどを置いて、快適な空間を作りましょう。
滑り止め対策:犬が走り回る際に滑らないように、床に滑り止め加工を施したり、カーペットを敷いたりするなどの対策をしましょう。
脱走防止対策:玄関や庭に脱走防止柵を設置するなど、犬が脱走しないように対策をしましょう。
収納スペースの確保:犬用品は何かと多くなりがちです。犬用品を収納するための専用スペースを確保しましょう。
換気対策:犬の臭いがこもらないように、換気対策をしっかり行いましょう。空気清浄機を設置するのも効果的です。
夏場・冬場の温度管理:犬が快適に過ごせるように、夏場は涼しく、冬場は暖かく温度管理をしましょう。エアコンやヒーターなどを活用しましょう。
定期的な掃除:犬と暮らす家は、どうしても汚れやすくなります。定期的に掃除をして、清潔な環境を保ちましょう。
専門家への相談:犬との暮らしに関する悩みや疑問がある場合は、獣医やドッグトレーナーなどの専門家に相談しましょう。

結論:愛犬との理想の暮らしは、自分自身で見つける

タワマンと戸建て、どちらが犬との暮らしに適しているかは、一概には言えません。今回のケーススタディのように、それぞれのライフスタイルや価値観によって、最適な選択は異なります。

タワマンには、駅近・利便性の高さや共用施設の充実、セキュリティの高さといったメリットがありますが、犬の散歩の不便さや避難経路の確保、犬の鳴き声問題といったデメリットもあります。

一方、戸建てには、自由度の高さや庭の存在、音の問題の少なさといったメリットがありますが、駅からの距離やセキュリティ、庭の手入れといったデメリットもあります。

今回のケーススタディのお父様は、戸建ての自由度と愛犬との暮らしやすさを優先しましたが、タワマンの利便性を重視する人もいるでしょう。

重要なのは、自分自身が何を重視するのかを明確にし、愛犬との理想の暮らし方を具体的にイメージすることです。

今回の記事が、愛犬との暮らしを考える上で、少しでもお役に立てれば幸いです。

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