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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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賃貸マンションのゴキブリ頻発!犬と暮らす家庭でもできる対策とは?

#ペットと暮らす
 
こんばんは。ゴキブリに悩まされています。賃貸マンション2階に住んで4年目です。1週間前に洗濯物を取り込もうとした際、大きな黒いゴキブリが1匹飛んで部屋に入ってきました。以降、2、3日に1回のペースで部屋に現れ、今日で3匹退治しました。1、2回目は大きい黒いゴキブリ、3回目(今回)は茶色い中くらいのゴキブリです。退治の方法は、犬のウンコを取るようにビニール袋に手を入れて、そのままゴキブリを掴んで袋を結ぶような形です。毎食後食器は清潔に洗い、炊飯器やフライパンに残った残飯は冷蔵庫へ入れています。1回逃せば、この家はヤバイと仲間内に知らせて出ていくこともあるのでしょうか。妻と2歳の息子もいて2人ともビビりすぎて困っています。1階の方の庭にある木が自分のベランダまで来ようとしていますが、関係ありますか?何かゴキブリが来にくい環境づくりってありませんか?こんな頻繁に出るのはこの家に住んでから初めてのことで困惑しています。

ゴキブリの出現頻度に困惑されているのですね。小さなお子様や奥様もいらっしゃるとのこと、さぞご不安なことと思います。犬と暮らす賃貸物件でのゴキブリ対策は、ペットにも安全な方法を選ぶ必要があり、特に注意が必要です。

結論から申し上げますと、ゴキブリ対策は、侵入経路の遮断、餌となるものの管理、そしてゴキブリが嫌う環境を作るという3つの柱で考えることが重要です。

今回は、犬と暮らすご家庭でも安心してできるゴキブリ対策について、詳しく解説していきます。

ケーススタディ:ゴキブリとの戦いを制したAさんの物語

まずは、実際にゴキブリの悩みを克服したAさんのケースをご紹介しましょう。Aさんは、愛犬のポメラニアン「モコ」と都内の賃貸マンションで暮らしています。Aさんも以前はゴキブリの出現に悩まされていましたが、以下の対策を徹底することで、今ではほとんど見かけることがなくなったそうです。

Aさんのマンションの状況
築15年の鉄筋コンクリート造
2階の角部屋
近くに公園があり、緑が多い
犬(ポメラニアン)と暮らしている

Aさんが行った対策

1. 侵入経路の徹底的な遮断
換気扇、エアコンの排水ホース、窓やドアの隙間などを丁寧に塞ぐ
排水口には目の細かいネットを取り付け
ベランダに侵入してくる可能性のある場所に、ハーブ(ミント、ローズマリーなど)を植える
2. 餌となるものの徹底的な管理
生ゴミは密閉できる容器に入れる
ペットフードは開封後、密閉容器に移し替える
食べこぼしや犬の食べ残しはすぐに片付ける
シンク周りの水滴はこまめに拭き取る
3. ゴキブリが嫌う環境づくり
定期的な換気で湿度を下げる
犬にも安全な天然成分の忌避剤を使用(アロマオイルなど)
室内の整理整頓を徹底し、ゴキブリの隠れ場所をなくす

Aさんはこれらの対策を根気強く続けた結果、ゴキブリの出現頻度を大幅に減らすことに成功しました。特に、犬にも安全な天然成分の忌避剤を使用することが、安心して対策を続けられるポイントだったそうです。

具体的な対策方法:犬と暮らす家庭向けゴキブリ対策

Aさんのケースを参考に、さらに具体的な対策方法を掘り下げていきましょう。

1. 侵入経路の遮断:徹底的に隙間を塞ぐ

ゴキブリはわずかな隙間からでも侵入してきます。まずは、以下の場所を中心に、侵入経路となりそうな隙間を徹底的に塞ぎましょう。
玄関ドア、窓:隙間テープやシーリング材で隙間を埋める。網戸に破れがないか確認し、必要であれば交換する。
換気扇:使用していない時は蓋をする。フィルターを取り付け、定期的に清掃する。
エアコン:ドレンホースの先に、防虫キャップを取り付ける。
排水口:目の細かいネットを取り付け、ゴミが溜まらないようにこまめに清掃する。
壁のひび割れ、配管の隙間:パテやシーリング材で埋める。

特に、築年数の古い賃貸物件は、どうしても隙間が多くなりがちです。大家さんや管理会社に相談し、必要であれば専門業者に依頼することも検討しましょう。

2. 餌となるものの管理:清潔な環境を保つ

ゴキブリは、食べ物や水がある場所に集まります。以下の点に注意し、ゴキブリの餌となるものを徹底的に管理しましょう。
生ゴミ:密閉できる容器に入れ、こまめに捨てる。三角コーナーは毎日清掃し、水気を切る。
食器:食後はすぐに洗い、シンクに放置しない。
ペットフード:開封後は密閉容器に移し替え、食べ残しはすぐに片付ける。犬が食べこぼしたフードも放置しないようにしましょう。
水回り:シンク、浴室、洗面台などの水滴はこまめに拭き取る。
調味料、食品:開封後は密閉容器に入れ、こぼれたものはすぐに拭き取る。
段ボール:ゴキブリの隠れ場所になるため、できるだけ早く処分する。

犬の食器も清潔に保ち、食べ残しは放置しないことが重要です。また、犬が水を飲む際にこぼしてしまう水も、ゴキブリにとっては貴重な水分補給源となります。こまめに拭き取るようにしましょう。

3. ゴキブリが嫌う環境づくり:犬にも安全な対策を

ゴキブリは、特定の匂いや環境を嫌います。以下の方法で、ゴキブリが寄り付きにくい環境を作りましょう。
ハーブ:ミント、ローズマリー、レモングラスなどのハーブをベランダや窓際に置く。これらのハーブは、ゴキブリが嫌う匂いを発するだけでなく、犬にとっても比較的安全です。ただし、犬が誤って大量に摂取しないように注意が必要です。
アロマオイル:ペパーミント、ユーカリ、ティーツリーなどのアロマオイルを、アロマディフューザーで焚いたり、水で薄めてスプレーしたりする。これらのアロマオイルも、ゴキブリが嫌う匂いを発します。ただし、犬によってはアロマオイルの匂いを嫌がる場合や、アレルギー反応を起こす場合があるので、様子を見ながら使用しましょう。
重曹:重曹を水で溶かし、スプレーボトルに入れてゴキブリが出没しそうな場所に吹きかける。重曹は、ゴキブリの体内の水分を奪い、脱水症状を引き起こす効果があると言われています。犬が舐めても安全ですが、大量に摂取すると消化不良を起こす可能性があるので、注意が必要です。
定期的な換気:室内の湿度を下げることで、ゴキブリが繁殖しにくい環境を作る。
整理整頓:ゴキブリの隠れ場所をなくすために、室内の整理整頓を徹底する。

市販の殺虫剤や毒餌を使用する場合は、犬が誤って口にしないように、設置場所や使用方法に十分注意する必要があります。ペット用の安全な殺虫剤や忌避剤を選ぶのも良いでしょう。

4. 1階の庭木との関係:剪定を依頼してみる

1階の方の庭木がベランダまで伸びてきているとのことですが、ゴキブリがそこから侵入してくる可能性も否定できません。

まずは、1階の方に相談し、庭木の剪定を依頼してみるのが良いでしょう。もし、直接言いづらい場合は、管理会社を通してお願いすることも可能です。

また、ご自身のベランダに侵入してくる枝葉を、ご自身で剪定することも可能です。ただし、無許可で大きく剪定してしまうと、トラブルの原因になる可能性があるので、事前に1階の方に確認を取るようにしましょう。

専門家からのアドバイス:ゴキブリ駆除業者の選び方

上記のような対策を講じても、ゴキブリの出現が収まらない場合は、専門の駆除業者に依頼することも検討しましょう。

しかし、駆除業者の中には、悪質な業者も存在します。以下の点に注意し、信頼できる業者を選びましょう。
実績と評判:過去の実績や、利用者の評判を確認する。インターネットの口コミサイトや、知人からの紹介などを参考にすると良いでしょう。
見積もり:複数の業者から見積もりを取り、料金や作業内容を比較検討する。
資格:ゴキブリ駆除に関する資格を持っているか確認する。
保証:駆除後の保証期間や、再発した場合の対応について確認する。
安全性:使用する薬剤や、作業方法について詳しく説明してくれるか確認する。特に、ペットや子供がいる家庭では、安全性の高い薬剤を使用しているか確認することが重要です。

業者を選ぶ際には、必ず事前に相談し、見積もりを取るようにしましょう。また、契約内容や保証内容をしっかりと確認し、納得した上で契約するようにしましょう。

まとめ:諦めずに根気強く対策を

ゴキブリ対策は、一度やれば終わりというものではありません。根気強く、継続的に対策を行うことが重要です。

今回の記事でご紹介した対策を参考に、ご自身の住環境やライフスタイルに合わせて、最適な対策を見つけてください。

もし、どうしてもゴキブリの悩みが解決しない場合は、専門の駆除業者に相談することも検討しましょう。

犬と暮らす賃貸物件でも、適切な対策を講じることで、ゴキブリのいない快適な生活を送ることができます。諦めずに、根気強く対策を続けていきましょう。

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