愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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【助けて】義両親の犬(老犬)の吠え癖がひどくて限界…もう鬱になりそう。どうすれば?

#犬のしつけ
 
飼い犬(外犬)について質問させてください。自分で飼った犬ではありません。夫の義両親が犬を飼えないところ(賃貸)へ引っ越すので、うちに置いていきました。ほぼ押し付けです。うちで引き取らなければ保健所へ行って殺してしまう、そう言われ、悩んでいるうちに犬だけ置いて行ってしまいました。老犬に差し掛かっているくらいです。まったく躾がされておらず、誰にでも吠え、誰もいなくても吠えています。仕方なく散歩へ連れて行って糞をさせ、帰宅してすぐにまた糞をします。もともと犬が好きではなく、吠えている声が聞こえただけで滅入ってしまいます。もう歳をとっているので、動物病院や保健所に聞いても里親探しは難しい…とのこと。私は在宅勤務なので、本当にこちらが鬱になってしまいそうです。こういった場合、義両親が里親を探すのが一番ですが、電話をして犬の話になると切られてしまいます。八方塞がりで、もうどうしていいかわかりません。ひとつの命なので、簡単に保健所へ連れて行こうとは思っていませんが、自分が病んでしまうなら…と、真っ黒い気持ちも出てきてしまいます。どうしたらいいでしょうか?

【結論】まずは専門家の力を借りて、愛犬との関係改善を目指しましょう

義両親から押し付けられた愛犬のことで、心身ともに疲弊している状況、本当にお辛いですね。在宅勤務中に犬の吠え声が聞こえるたびに滅入ってしまうとのこと、そのお気持ち、痛いほどよく分かります。

このような状況を打開するためには、以下のステップで問題解決に取り組むことをおすすめします。

1. 専門家への相談
2. 愛犬の心身の状態把握
3. 吠え癖の原因特定と対策
4. ご自身の心のケア
5. (最終手段)里親探し

ケーススタディ:Aさんの場合

今回のご相談と似た状況で、見事愛犬との関係を改善し、穏やかな日々を取り戻したAさんのケースをご紹介します。

Aさんは、結婚を機に夫の実家で飼われていた老犬を引き取ることになりました。しかし、その犬は長年、庭で繋がれっぱなしだったため、人懐っこくなく、Aさん夫婦に警戒心を抱いていました。

特にAさんに対しては、激しく吠えたり、唸ったりすることが多く、犬好きのAさんにとっても、辛い毎日でした。

そこでAさんは、思い切ってドッグトレーナーに相談することにしました。トレーナーは、まず犬の性格や行動を詳しく分析し、Aさん夫婦との信頼関係を築くための具体的なアドバイスをしました。

例えば、犬に近づくときは、必ず低い姿勢で優しく声をかけること、犬が好きなオヤツを手から与えること、犬が安心できる場所を作ってあげることなどです。

Aさんは、トレーナーのアドバイスを根気強く実践しました。すると、少しずつ犬の態度に変化が現れ始めました。Aさんに吠える回数が減り、尻尾を振って近づいてくるようになったのです。

半年後には、Aさんと犬はすっかり仲良しになり、散歩やドッグランに行くのが日課になりました。Aさんは、「あの時、諦めずにトレーナーさんに相談して本当に良かった」と話しています。

1.専門家への相談:ドッグトレーナーや獣医行動診療科

まずは、専門家の力を借りることを検討しましょう。具体的には、ドッグトレーナーや獣医行動診療科を受診することをおすすめします。
ドッグトレーナー:犬の行動に関する専門家であり、吠え癖の改善やしつけの指導をしてくれます。
獣医行動診療科:動物の行動に関する専門知識を持つ獣医であり、吠え癖の原因が病気やストレスである可能性を診断し、適切な治療法を提案してくれます。

専門家は、あなたの愛犬の性格や行動を詳しく分析し、吠え癖の原因を特定してくれます。そして、それぞれの犬に合った具体的な対策を提案してくれるでしょう。

2.愛犬の心身の状態把握:健康チェックとストレス要因の確認

吠え癖の原因を特定するために、まずは愛犬の心身の状態を把握することが大切です。
健康チェック:動物病院で健康診断を受け、病気や身体的な不調がないか確認しましょう。
ストレス要因の確認:愛犬の生活環境や日中の過ごし方を観察し、ストレスの原因となるものがないか探してみましょう。

例えば、以下のようなことが考えられます。
運動不足:散歩の時間が短い、運動量が足りない。
退屈:遊ぶ相手がいない、刺激がない。
不安:留守番が多い、大きな音がする。
恐怖:過去のトラウマ、苦手な人や場所。

3.吠え癖の原因特定と対策:原因に合わせたアプローチを

吠え癖の原因が特定できたら、それぞれの原因に合わせた対策を行いましょう。
要求吠えの場合
要求を無視する:吠えても無駄だということを教えます。
代替行動を教える:吠える代わりに、お座りや伏せをさせるようにします。
警戒吠えの場合
音に慣れさせる:インターホンや来客の音に慣れさせます。
安心できる場所を作る:ケージやハウスなど、愛犬が安心して過ごせる場所を用意します。
分離不安の場合
留守番の練習をする:短い時間から徐々に留守番の時間を長くしていきます。
分離不安を和らげるグッズを使う:犬用の音楽CDやアロマディフューザーなどが効果的な場合があります。
運動不足の場合
散歩の時間を増やす:1日2回、30分以上の散歩を心がけましょう。
ドッグランで遊ばせる:思い切り体を動かせる場所を提供しましょう。
ストレスの場合
ストレスの原因を取り除く:騒音や刺激を減らし、落ち着ける環境を整えましょう。
リラックスできる時間を作る:マッサージやブラッシングなど、愛犬がリラックスできる時間を作りましょう。
その他
犬用知育玩具などを活用する:犬用の知育玩具などを利用し、犬が退屈しないように工夫しましょう。
構ってあげる時間を増やす:積極的にコミュニケーションを取り、愛情を伝えましょう。

4.ご自身の心のケア:無理せず休息を

愛犬の世話で疲弊している状況では、ご自身の心のケアも非常に重要です。
休息を取る:十分な睡眠時間を確保し、無理のない生活を心がけましょう。
気分転換をする:趣味や好きなことに時間を使い、リフレッシュしましょう。
誰かに相談する:友人や家族、カウンセラーなどに話を聞いてもらい、気持ちを整理しましょう。

在宅勤務とのことですので、仕事の合間に短い休憩を挟む、軽いストレッチをするなど、心身のリラックスを意識的に取り入れることもおすすめです。

5.(最終手段)里親探し:愛犬にとって最善の選択肢を

様々な対策を試みても状況が改善せず、ご自身が心身ともに限界を迎えてしまう場合は、里親探しも視野に入れる必要があるかもしれません。

里親探しは、愛犬にとって最善の選択肢であるとは限りません。しかし、あなたが心身ともに健康でなければ、愛犬に十分な愛情を注ぐことはできません。

里親を探す場合は、以下の点に注意しましょう。
信頼できる里親を探す:里親希望者の情報を тщательноに調べ、愛犬を安心して 맡길 수 있는 사람을 찾아야 합니다.
里親探しの支援団体を利用する:里親探しのノウハウを持つ団体に相談し、適切なアドバイスを受けましょう。
愛犬の情報を открытоに伝える:愛犬の性格や особенности、病歴などを里親希望者に正確に伝えましょう。

里親に出すことは、決して恥ずかしいことではありません。愛犬にとって、そしてあなたにとって、最善の選択肢を選ぶことが大切です。

専門家からのアドバイス

獣医行動診療科のB先生は、今回のケースについて以下のようにアドバイスしています。

「犬の吠え癖は、様々な原因が複雑に絡み合って起こることがあります。そのため、飼い主だけで解決しようとせず、専門家の力を借りることが大切です。また、犬の吠え癖を改善するには、時間と根気が必要です。焦らず、ゆっくりと愛犬と向き合っていくことが重要です。」

まとめ

今回は、義両親から押し付けられた愛犬の吠え癖に悩む方へのアドバイスをお伝えしました。

まずは専門家に相談し、愛犬の心身の状態を把握することから始めましょう。そして、吠え癖の原因に合わせた対策を行い、ご自身の心のケアも忘れずに行いましょう。

それでも状況が改善しない場合は、里親探しも視野に入れる必要があります。

困難な状況ではありますが、諦めずに一歩ずつ解決に向けて進んでいきましょう。

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