愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
愛犬との「暮らし」にまつわる思い出を本にしませんか?出版にかかる費用は0円です。
たくさんの「愛犬との暮らし」の投稿が集まったら一冊の本になり、「国会図書館」に納品されます。

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犬との相続問題?愛犬のためにできること

#相続
 
3年以上寝たきりで施設に入っていた母が亡くなりました。母には母屋、離れ、賃貸物件、現預金等の資産があり、現在司法書士に遺産分割手続きを依頼しています。分割の内容は、不動産の全てを娘(次女)の私が相続し、残った現預金を姪(亡き姉の娘)が相続するという物です。私は10年前、母に「不動産の全てを次女の私のみに相続させる遺言」の公正証書を書かせました。母は納得いかなかったらしく、すぐに「不動産全ての名義を次女(私)に変更させられた」と姪に言い付けました。姪から「おばあちゃん(私の母)の言ってる事は本当?」と訊かれ、私は「本当ではない」と答えました。私は嘘はついていません。司法書士の用意した文書で同意書を姪に送りました。返って来た同意書には、「同意する」と回答されていました。しかし問題は備考欄にありました。●遺言の公正証書を書かせていた事は「嘘」ではないが「真実の隠蔽」である事●息子達が一切母の介護に協力せず、施設の面会にはただの一度も行かなかった事●車で4時間の距離に住む姪は、年に何度も手伝いに帰った事●10年間私を信じていたのに、真実を隠蔽されていた事がショックである事●しかし遺産分割については私の申し出に同意すると書かれていました。私こそ姪を従順な娘だと感心していたのに裏切られました。手伝ってくれたとは言え、日常的に母をケアしてきたのは次女の私です。185万円も現金を与えると言っているのに、文句を付けてくる事に激しい怒りを覚え、姪に留守電やメールで怒りをぶつけましたが無視です。現在着信拒否。姪に対する怒りが収まりません。姪は間違っていると思いませんか?補足例え施設に入れたとしても、介護は大変なんです。40才を過ぎ、働き盛りの息子達に背負わせる事は出来ません。これは女の仕事です。姪が手伝うのは当然です。しかも手伝うと言ってもほんの少しでした。

今回のケースは、遺産分割を巡る親族間の感情的な対立が根底にありますが、もしこの方が犬を飼っていたら、またはこれから犬を飼うことを考えているとしたら、将来的に愛犬が安心して暮らせるように、どのような準備ができるのでしょうか?
法律的な側面と、犬の福祉という両面から、この問題を掘り下げて考えてみましょう。

ケーススタディ:もし愛犬がいたら?

今回の相談者であるAさんは、母親の介護や遺産分割で精神的に追い詰められています。もしAさんが愛犬を飼っていた場合、その犬の存在はAさんにとって心の支えになったかもしれません。しかし、同時に、Aさんの抱える問題は、犬の将来にも影響を及ぼす可能性があります。

遺産分割と犬の将来

遺産分割協議が紛糾した場合、Aさんが犬の世話を十分にできなくなることも考えられます。最悪のケースでは、犬を手放さざるを得なくなるかもしれません。そうならないために、Aさんは生前から犬の将来について考えておく必要があります。

犬のための遺言書

日本では、ペットは法律上「物」として扱われるため、遺産として直接相続させることはできません。しかし、「負担付遺贈」という方法を使えば、遺産を相続する人にペットの世話をする義務を課すことができます。

例えば、Aさんが姪のBさんに現預金を遺贈する代わりに、「BさんはAさんの愛犬である〇〇(犬種名)の世話をする」という条件をつけるのです。こうすることで、Bさんは〇〇(犬種名)の世話をしなければ、現預金を受け取ることができません。

ペット信託という選択肢

近年注目されているのが「ペット信託」という制度です。これは、信頼できる人に金銭を預け、そのお金をペットの飼育費用に充ててもらうというものです。ペット信託を利用すれば、遺産分割協議の結果に関わらず、確実に愛犬の生活を守ることができます。

犬との生活をサポートする賃貸物件

Aさんが所有する賃貸物件が犬と暮らせる物件であれば、犬を飼っている人にとって魅力的な選択肢となります。しかし、犬と暮らせる賃貸物件には、特有のトラブルが発生する可能性もあります。

騒音問題

犬の鳴き声は、近隣住民にとって騒音となることがあります。特に、集合住宅では、犬の鳴き声が原因でトラブルに発展することが少なくありません。Aさんは、入居者に対して、犬の無駄吠えを防止するための対策を講じるように求める必要があります。

例えば、
防音対策を施したケージの使用
吠え癖を矯正するための訓練
留守番中のテレビやラジオの音量を調整する

などの対策を入居者に促すことが考えられます。

臭い問題

犬の体臭や排泄物の臭いも、近隣住民にとって不快なものです。Aさんは、入居者に対して、犬の体を清潔に保ち、排泄物を適切に処理するように求める必要があります。

例えば、
定期的なシャンプー
こまめなブラッシング
消臭効果のあるペットシーツの使用
散歩時の排泄物の持ち帰り

などの対策を入居者に促すことが考えられます。

ペット可物件の注意点

ペット可物件を選ぶ際には、以下の点に注意する必要があります。
ペットの種類や大きさの制限:小型犬のみ可、猫のみ可など、ペットの種類や大きさに制限がある場合があります。
ペットの飼育に関する規約:ペットの飼育に関する規約(鳴き声、臭い、散歩など)が定められている場合があります。
ペットのための設備:ペット専用の足洗い場やドッグランなど、ペットのための設備が整っている場合があります。

犬との生活をサポートする賃貸アドバイザーとして

Aさんのように、遺産分割問題を抱えながらも、愛犬との生活を大切にしたいと願う人は少なくありません。そのような人たちに対して、私たちは犬との生活をサポートする賃貸アドバイザーとして、様々な情報を提供することができます。

犬との暮らしに関する相談

犬を飼う上での悩み(しつけ、健康管理、介護など)や、犬と暮らせる賃貸物件に関する相談など、様々な相談に対応します。

専門家との連携

獣医、ドッグトレーナー、ペットシッターなど、犬に関する専門家と連携し、飼い主のニーズに合わせたサービスを提供します。

情報提供

犬に関するイベント情報や、犬と一緒に行けるお店の情報など、犬との生活を豊かにするための情報を提供します。

まとめ:愛犬のためにできること

今回のケーススタディを通じて、私たちが学べることは、以下の3点です。

1. 犬の将来を考えた遺言書を作成する:負担付遺贈やペット信託を活用し、愛犬の生活を守るための準備をしましょう。
2. 犬と暮らせる賃貸物件のトラブル対策:騒音や臭い問題を防ぐための対策を入居者に促しましょう。
3. 犬との生活をサポートする賃貸アドバイザーの活用:専門家と連携し、飼い主のニーズに合わせた情報やサービスを提供しましょう。

愛犬との生活は、私たちに喜びと癒しを与えてくれます。しかし、同時に、責任も伴います。愛犬が安心して暮らせるように、私たちにできることを一つずつ実行していきましょう。

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