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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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犬と暮らすための賃貸契約、思わぬ落とし穴!?初期費用トラブル体験談と対策

#契約トラブル
 
四月から長野から東京の転職が決まり急遽賃貸を探しています。ネットでフリーレント、敷金礼金ゼロ物件、職場に近い中央区で59000円という破格値を見つけました。家が古く庭も手入れをしていない空き家をリフォームしたそうで、それが安い理由です。築年数は40年位の1LDK、8畳のフローリングと4.5畳のダイニング、庭に物置があり自由に使っても良いとのこと。不動産屋の広告は入れてなく相場の半額以下との事。その他ペット可、大型犬2匹を連れて行きます。フリーレントで敷金礼金が無いと説明を受けていたはずでしたが、実際は不動産屋仲介手数料(ネットからでしたので仲介物件ではありません)、火災保険、保証人協会など諸費用が発生し、20万近く請求されました。フリーレントで敷金礼金ゼロ物件と言う条件に惹かれ契約しようと思っており、長野のアパートは三月いっぱいで解約してしまいました。犬も飼えると言うので、ペットショップで購入三十万円もするラブラドールも来月からくることになっています。しかし初期費用が高過ぎ、手元にそんな費用はなく予定が狂ってしまいました。職場近くでもない少し不便な所をこれから探そうと思いますが、フリーレント敷金礼金ゼロをうたいながらも諸経費をかさまし?して釣られている様な気がしてなりません。自分の費やした時間も、予定外の出費もあり、この家主を訴える事はできないものか。またこの様な被害に合わない様に世間に知らしめる事は可能でしょうか?

【結論】契約前の確認徹底と、専門家への相談が重要!

今回のケースは、フリーレント・敷金礼金ゼロという魅力的な条件に隠された落とし穴にはまってしまった典型的な例と言えるでしょう。特に犬との暮らしを希望する場合、物件探しは慎重に進める必要があります。契約前に確認すべきポイントや、万が一トラブルに巻き込まれた際の対処法を具体的に解説します。

ケーススタディ

今回の相談者Aさんの体験を基に、犬との賃貸生活における注意点を掘り下げていきましょう。

Aさんの状況

Aさんは、長野から東京への転職を機に、犬2匹(大型犬)と暮らせる賃貸物件を急ぎ探していました。ネットで見つけたのは、中央区の格安物件。フリーレント、敷金礼金ゼロという好条件に加え、「ペット可」という点に惹かれ、すぐに契約を決意。しかし、実際には仲介手数料や保険料など、予想外の初期費用が発生し、契約を断念せざるを得ない状況に陥ってしまいました。さらに、Aさんは既に長野のアパートを解約し、新しい犬(ラブラドール)を迎える準備も進めていたため、経済的にも精神的にも大きな打撃を受けています。

今回の問題点

不透明な初期費用:フリーレント、敷金礼金ゼロという条件に隠された、高額な仲介手数料や保険料などの存在。
契約前の確認不足:契約内容を十分に確認せず、安易に契約を進めてしまったこと。
ペット可の条件:大型犬2匹の飼育が可能であることの確認不足。
解約のタイミング:新居の契約前に、現住居を解約してしまったこと。

教訓と対策

Aさんのケースから学べる教訓は、「契約前の確認を徹底すること」です。特に、犬との暮らしを希望する場合は、以下の点に注意しましょう。

1. 初期費用の内訳を明確にする
仲介手数料、火災保険料、保証会社利用料など、すべての費用項目について、事前に金額を確認しましょう。「フリーレント」「敷金礼金ゼロ」という言葉に惑わされず、総額でいくらかかるのかを把握することが重要です。
見積書を必ずもらい、不明な点は遠慮なく質問しましょう。
2. 契約内容を隅々まで確認する
契約書には、家賃、契約期間、更新料、禁止事項など、重要な情報が記載されています。不明な点があれば、必ず不動産会社に確認しましょう。
特に、ペットに関する条項は、細かく確認する必要があります。犬種、頭数、サイズなどが明記されているか、追加費用が発生しないかなどを確認しましょう。
3. ペット可の条件を再確認する
「ペット可」と記載されていても、犬種やサイズに制限がある場合があります。大型犬2匹の飼育が可能かどうか、事前に不動産会社に確認しましょう。
可能であれば、実際に犬を連れて内見し、飼育環境を確認することをおすすめします。
4. 現住居の解約は慎重に
新居の契約が完了するまでは、現住居の解約は控えましょう。Aさんのように、新居が見つからないまま退去してしまうと、一時的に住む場所を失う可能性があります。
新居の契約後も、引越しの日程などを考慮し、余裕をもって解約手続きを行いましょう。

犬との賃貸生活、トラブルを避けるためのチェックリスト

犬との賃貸生活は、楽しいことばかりではありません。トラブルを避けるためには、事前の準備と対策が不可欠です。以下のチェックリストを参考に、万全の準備をしましょう。
物件探しの段階で
ペット可物件に特化した不動産サイトや、ペット相談可の不動産会社を利用する。
犬種、頭数、サイズなどを伝え、条件に合う物件を紹介してもらう。
物件の周辺環境(公園、動物病院など)を確認する。
騒音対策(防音性、階下への配慮など)を確認する。
内見の際に
実際に犬を連れて内見し、飼育環境を確認する。
他の入居者に迷惑をかけないか、犬が快適に過ごせるかなどを確認する。
ペットに関する規約(犬種、頭数、サイズ、追加費用など)を確認する。
共用部分(エントランス、エレベーターなど)の利用方法を確認する。
契約の際に
契約書を隅々まで確認し、不明な点は必ず質問する。
初期費用の内訳を明確にする。
ペットに関する特約を確認する。
退去時の原状回復義務について確認する。
入居後に
近隣住民に挨拶をし、犬を飼っていることを伝える。
散歩の際は、必ずリードを着用し、糞尿の処理を徹底する。
無駄吠えや騒音など、近隣住民に迷惑をかけないように注意する。
ペット保険への加入を検討する。

もしトラブルに巻き込まれたら?

万が一、Aさんのようにトラブルに巻き込まれてしまった場合は、以下の機関に相談してみましょう。
消費者センター:契約に関するトラブルや、悪質な不動産会社に関する相談を受け付けています。
弁護士:法律の専門家として、法的アドバイスや交渉、訴訟などを依頼できます。
不動産相談窓口:不動産に関する様々な相談を受け付けています。

専門家からのアドバイス

犬との賃貸生活は、事前の準備と対策が重要です。契約前に確認すべきことはたくさんありますが、一つ一つ丁寧に確認することで、トラブルを未然に防ぐことができます。また、万が一トラブルに巻き込まれてしまった場合は、一人で悩まずに、専門機関に相談しましょう。

不動産会社を選ぶ際には、ペットに関する知識や経験が豊富な担当者を選ぶことが重要です。ペット可物件に特化した不動産会社や、ペット相談可の不動産会社を利用するのも良いでしょう。

契約前には、必ず複数の物件を比較検討し、納得のいく物件を選びましょう。焦らず、じっくりと時間をかけて探すことが、後悔しないための秘訣です。

まとめ

Aさんの体験談は、犬と暮らす賃貸物件探しの難しさと、契約前の確認の重要性を教えてくれます。今回の記事を参考に、事前の準備をしっかりと行い、愛犬との快適な賃貸生活を実現してください。

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