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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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ペット不可の賃貸物件、交渉次第で愛犬との暮らしは可能?【賃貸アドバイザーが徹底解説】

#犬との暮らし
 
引越し先を探しており、長く住む訳ではないため(2年定借型)戸建て賃貸物件を探していました。たまたま、定借型の気に入った物件があったのですが、現在2kgほどの小型犬を飼っていて、そちらの物件はペット不可となっています。もともと保護犬で静かで無駄吠えもないおとなしい性格をしています。ペットシートでのおしっこは覚えられなかったため、普段は犬用おむつをしています。月に2〜3度お風呂にも入れ清潔にしております。普段は気に入った場所で大人しく寝たりしているので、お部屋を汚す心配もない子ですが、不動産屋に丁寧に説明をすれば、ペット許可はおりる可能性があるでしょうか?

ペット不可の賃貸物件で、どうしても愛犬との暮らしを諦められないあなたへ。
結論から言うと、交渉次第でペット許可を得られる可能性はゼロではありません!

ただし、交渉は戦略的に行う必要があります。
今回は、交渉を成功させるための具体的なステップと、注意すべきポイントを徹底解説します。
ぜひ、最後まで読んで、愛犬との新生活を実現させてください。

ケーススタディ:交渉成功への道

今回のケースは、2年間の定期借家契約で、小型犬(2kg)を飼育している方が、ペット不可の戸建て賃貸物件に入居したいという状況です。
交渉のポイントは、以下の3点です。

1. 愛犬の性格と飼育状況を具体的に伝える
2. 物件を汚損するリスクが低いことをアピールする
3. ペット飼育に関する追加の契約条件を受け入れる姿勢を示す

ステップ1:不動産会社への丁寧な説明

まずは、不動産会社に電話またはメールで連絡を取り、事情を丁寧に説明しましょう。
この時、以下の点を具体的に伝えることが重要です。
愛犬の種類、年齢、性格:小型犬であること、無駄吠えがないおとなしい性格であることを強調します。
飼育状況:普段から犬用おむつを使用し、月に2〜3回お風呂に入れるなど、清潔に保っていることを具体的に説明します。
物件を汚損するリスクが低いこと:普段は大人しく寝ていることが多く、部屋を汚す心配がないことを伝えましょう。

例:
「お世話になります。〇〇と申します。現在、御社でご紹介されている〇〇(物件名)に興味があり、ぜひ内見させて頂きたいのですが、その前にご相談させて頂きたいことがございます。実は、2kgほどの小型犬を飼っており、〇〇(物件名)はペット不可とのことですが、事情がありましてご相談させて頂ければと思いご連絡しました。犬種は〇〇で、保護犬として迎え入れましたが、無駄吠えはほとんどなく、普段は静かに過ごしています。また、トイレの躾が完璧ではないため、常時おむつを着用させており、月に2~3回シャンプーも行っています。室内ではほとんど寝て過ごすため、物件を汚してしまう心配も少ないと考えております。」

####不動産会社の担当者の心象を良くするポイント
丁寧な言葉遣いを心がける:横柄な態度や高圧的な態度は避け、常に敬意を払いましょう。
正直に状況を説明する:嘘や隠し事は後々トラブルの原因になるため、正直に状況を伝えましょう。
感謝の気持ちを伝える:相談に乗ってくれることへの感謝の気持ちを伝えましょう。

ステップ2:大家さんへの交渉

不動産会社が大家さんに交渉してくれる場合もありますが、可能であれば直接交渉する方が、熱意が伝わりやすいでしょう。
大家さんに交渉する際は、以下の点を意識しましょう。
手土産を持参する:菓子折りなど、ささやかな手土産を持参すると、より丁寧な印象を与えられます。
身だしなみを整える:清潔感のある服装で訪問し、第一印象を良くしましょう。
愛犬の写真や動画を見せる:愛犬の可愛らしさや、おとなしい性格をアピールしましょう。

例:
「本日はお忙しい中、お時間を頂きありがとうございます。〇〇(物件名)の件でご相談させて頂きたく参りました。実は、2kgほどの小型犬を飼っており、〇〇(物件名)はペット不可とのことですが、どうしても諦めきれず、ご相談させて頂ければと思いご連絡しました。こちらは〇〇という犬種で、保護犬として迎え入れましたが、無駄吠えはほとんどなく、普段は静かに過ごしています。また、トイレの躾が完璧ではないため、常時おむつを着用させており、月に2~3回シャンプーも行っています。室内ではほとんど寝て過ごすため、物件を汚してしまう心配も少ないと考えております。もしよろしければ、こちらの写真(動画)をご覧ください。」

####大家さんの不安を解消する提案
ペット飼育に関する追加の契約条件を受け入れる:ペット飼育に関する特約を結び、追加の敷金や家賃を支払うことを提案します。
定期的な室内清掃を行う:定期的に専門業者による室内清掃を行い、清潔な状態を保つことを約束します。
近隣住民への配慮を徹底する:散歩の時間帯や場所、排泄物の処理など、近隣住民への迷惑にならないよう配慮することを約束します。

ステップ3:契約内容の確認

交渉が成立し、ペット飼育が許可された場合は、必ず契約書にその旨を明記してもらいましょう。
口約束だけでは、後々トラブルになる可能性があります。
ペットの種類、頭数:飼育が許可されたペットの種類と頭数を明記します。
ペット飼育に関する特約:追加の敷金や家賃、退去時の清掃費用など、ペット飼育に関する特約を明確にします。
禁止事項:ペットによる騒音や悪臭、物件の汚損など、禁止事項を明確にします。

交渉を成功させるための5つの秘訣

1. タイミングを見計らう:物件が空室になってから時間が経っている場合や、他の入居希望者がいない場合は、交渉に応じてもらいやすい可能性があります。
2. 誠意を見せる:大家さんや不動産会社に対して、誠実な態度で接することが重要です。
3. 柔軟な姿勢で臨む:条件交渉では、自分の希望ばかりを主張するのではなく、相手の立場も理解し、柔軟な姿勢で臨みましょう。
4. 専門家のアドバイスを受ける:ペット可賃貸に詳しい不動産会社や、弁護士などの専門家に相談することで、より有利に交渉を進められる場合があります。
5. 諦めない:一度断られたからといって諦めずに、粘り強く交渉を続けることが大切です。

注意点:ペット不可物件のリスク

ペット不可の物件で無断でペットを飼育した場合、契約違反となり、強制退去や損害賠償を請求される可能性があります。
また、近隣住民とのトラブルに発展する可能性もあります。
必ず事前に許可を得てから、ペットを飼育するようにしましょう。

まとめ:愛犬との新生活に向けて

ペット不可の賃貸物件でも、交渉次第で愛犬との暮らしを実現できる可能性があります。
今回の記事を参考に、戦略的に交渉を進め、愛犬との幸せな新生活をスタートさせてください。

最後に…
もし今回の交渉がうまくいかなかったとしても、諦めずにペット可の賃貸物件を探しましょう。
最近は、ペット共生型賃貸物件も増えてきています。
根気強く探せば、きっと愛犬と快適に暮らせる物件が見つかるはずです。
応援しています!

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