愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
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犬と快適に暮らすならマンション?戸建て?将来を見据えた賢い選択

#犬との暮らし
 
夫40代前半、妻30代前半のご夫婦から、今後の住宅事情についてのご相談です。お子さんはいらっしゃらないとのこと。ご主人の年収は約320万円(ボーナス・退職金なし)、奥様は扶養内で年収60~80万円。現在は家賃7万円の賃貸にお住まいで、同じ地域で駅徒歩20分以内、築年数30年以内の中古物件を1,500万円以内で探し始めています。頭金なしのフルローンを検討中で、引越し費用、新居での家具類、購入時の諸経費で約200万円を見込んでいるとのこと。気になる物件が2つあり、どちらも築年数は24年、価格も同程度。1つはマンション、ひとつは戸建てです。どちらもリフォーム物件で美しく、地区も同じ。ご主人はマンション、奥様は戸建てに惹かれていますが、長い目で見たときにマンションと戸建てはどちらの方が維持費や老後の生活で利便性があるでしょうか?マンションの管理費と修繕積立費は毎月2万円ほどで、総戸数25件のマンションです。マンションだとローン+管理修繕積立がのるので毎月は今の家賃より若干増え、戸建てだと減ります。犬と快適に暮らすことを考えると、どちらがおすすめでしょうか?

ご質問ありがとうございます。犬と暮らす家選び、そして将来の生活設計まで見据えた大切な決断ですね。マンションと戸建て、それぞれにメリット・デメリットがあり、どちらが「買い」かはご夫婦のライフスタイルや価値観によって異なります。ここでは、犬との暮らしを軸に、それぞれの特徴を詳しく比較検討し、後悔しない選択をするためのヒントをお伝えします。

今回は、犬との生活をより豊かにするための情報を盛り込み、マンションと戸建ての比較検討、維持費、老後の生活、そして何よりも大切な「愛犬にとっての快適さ」という視点から、具体的なアドバイスをさせていただきます。

マンション vs 戸建て:犬との暮らしやすさ徹底比較

マンションと戸建て、どちらが犬との暮らしに適しているかは、一概には言えません。それぞれの特徴を理解し、ご自身のライフスタイルや愛犬の性格に合った選択をすることが大切です。

マンションのメリット

セキュリティの高さ:オートロックや防犯カメラなど、セキュリティ設備が充実している物件が多く、安心して愛犬との生活を送れます。
共用施設の利用:ペット可のマンションであれば、ドッグランやペット専用の足洗い場などが設置されている場合があり、愛犬とのコミュニケーションの場が増えます。
バリアフリー設計:高齢になった愛犬や飼い主にとって、バリアフリー設計は非常に重要です。マンションは比較的バリアフリー化が進んでいる物件が多い傾向にあります。
駅近物件が多い:一般的に、マンションは駅に近い便利な立地にあることが多いです。

マンションのデメリット

騒音問題:犬の鳴き声や足音は、マンションの住民トラブルの原因になりやすいです。防音対策を徹底する必要があります。
広さの制限:戸建てに比べて専有面積が狭い場合が多く、犬が自由に動き回れるスペースが限られます。
規約の制限:ペットの種類や大きさ、飼育数などに制限がある場合があります。事前に管理規約をよく確認する必要があります。
エレベーターの利用:散歩の際などにエレベーターを利用する必要がある場合、他の住民への配慮が求められます。

戸建てのメリット

広々とした空間:犬が自由に動き回れる広いスペースを確保できます。庭があれば、ドッグランのように遊ばせることも可能です。
騒音の心配が少ない:マンションに比べて、犬の鳴き声や足音を気にせずに生活できます。
DIYの自由度が高い:犬のために、自由にリフォームやDIYを楽しむことができます。
プライベート空間の確保:他の住民との接触が少ないため、プライベートな空間を確保しやすいです。

戸建てのデメリット

セキュリティ面:マンションに比べて、空き巣などのリスクが高い傾向にあります。防犯対策をしっかりと行う必要があります。
庭の手入れ:庭がある場合、草むしりや剪定などの手入れが必要です。
バリアフリー化:高齢になった愛犬や飼い主にとって、バリアフリー化は重要な課題です。戸建ての場合は、リフォームが必要になる場合があります。
維持費:マンションに比べて、修繕費や固定資産税などの維持費が高くなる傾向にあります。

維持費を徹底比較:将来を見据えた資金計画

住宅購入は、初期費用だけでなく、その後の維持費も考慮する必要があります。マンションと戸建てでは、維持費の内訳や金額が大きく異なるため、将来を見据えた資金計画を立てることが重要です。

マンションの維持費

管理費:共用部分の維持管理費用(清掃、点検、修繕など)
修繕積立金:将来の大規模修繕に備えるための積立金
固定資産税・都市計画税:不動産を所有している場合に課税される税金
住宅ローン:住宅ローンを利用する場合、毎月の返済額
駐車場代:駐車場を利用する場合
火災保険料:火災や自然災害に備えるための保険料

戸建ての維持費

固定資産税・都市計画税:不動産を所有している場合に課税される税金
住宅ローン:住宅ローンを利用する場合、毎月の返済額
火災保険料:火災や自然災害に備えるための保険料
修繕費:外壁塗装、屋根の修理、水回りのリフォームなど、建物の維持に必要な費用
庭の手入れ費用:庭がある場合、草むしりや剪定などの費用

ケーススタディ:マンション vs 戸建て 維持費比較

ここでは、具体的なケースを想定して、マンションと戸建ての維持費を比較してみましょう。
マンション
購入価格:1,500万円
管理費:1万円/月
修繕積立金:1万円/月
固定資産税・都市計画税:10万円/年
住宅ローン:5万円/月(35年返済、金利1%)
火災保険料:5万円/年
年間維持費合計:約110万円
戸建て
購入価格:1,500万円
固定資産税・都市計画税:15万円/年
住宅ローン:5万円/月(35年返済、金利1%)
火災保険料:7万円/年
修繕費:20万円/年(10年ごとに200万円の修繕費用を想定)
庭の手入れ費用:5万円/年
年間維持費合計:約122万円

このケースでは、戸建ての方が年間維持費が約12万円高くなります。特に、修繕費は戸建ての維持費を大きく左右する要素です。マンションの場合は、修繕積立金として毎月一定額を積み立てるため、急な出費を抑えることができます。

老後の生活を見据えた選択:バリアフリーと利便性

老後の生活を考えると、バリアフリー設計や生活利便性も重要なポイントです。犬も人も快適に暮らせる住まいを選ぶために、以下の点を考慮しましょう。

バリアフリー設計

段差の解消:玄関、廊下、浴室などの段差をなくすことで、転倒のリスクを減らすことができます。
手すりの設置:トイレ、浴室、階段などに手すりを設置することで、移動をサポートし、安全性を高めることができます。
車椅子対応:将来的に車椅子が必要になった場合に備えて、廊下や出入り口の幅を広くしたり、エレベーターを設置したりするなどの対策が必要です。

生活利便性

駅やバス停へのアクセス:公共交通機関へのアクセスが良いと、移動が楽になります。
スーパーや病院へのアクセス:日常の買い物や通院に便利な立地を選ぶことが大切です。
公園やドッグランの有無:愛犬との散歩や運動に最適な公園やドッグランが近くにあると、生活の質が向上します。

犬との暮らしを豊かにするプラスαの要素

マンションと戸建ての基本的な比較に加えて、犬との暮らしをより豊かにするためのプラスαの要素も考慮しましょう。
ペット可の条件:ペット可の物件であっても、犬種や大きさ、飼育数などに制限がある場合があります。事前に管理規約をよく確認しましょう。
近隣住民への配慮:犬の鳴き声や臭いなどは、近隣住民とのトラブルの原因になりやすいです。防音対策や消臭対策を徹底し、迷惑をかけないように心がけましょう。
犬のストレス軽減:犬は環境の変化に敏感です。引越し前に、新しい住まいに慣れさせるための準備をしっかりと行いましょう。
獣医さんとの連携:万が一の事態に備えて、近隣の動物病院を探しておきましょう。

専門家からのアドバイス:後悔しないためのチェックリスト

不動産コンサルタントのAさんは、「住宅購入は人生における大きな決断です。後悔しないためには、以下のチェックリストを参考に、慎重に検討を進めることが大切です」と語ります。

1. 資金計画:住宅ローン、維持費、税金などを考慮した上で、無理のない返済計画を立てましょう。
2. 物件選び:立地、間取り、設備などを比較検討し、自分のライフスタイルに合った物件を選びましょう。
3. 契約:契約内容をしっかりと確認し、不明な点は必ず質問しましょう。
4. 引越し:引越し業者を選定し、スムーズな引越しを実現しましょう。
5. アフターフォロー:購入後のトラブルに備えて、アフターフォロー体制が整っている業者を選びましょう。

まとめ:愛犬と幸せに暮らすための最適な選択を

マンションと戸建て、どちらが犬との暮らしに適しているかは、ご夫婦のライフスタイルや愛犬の性格によって異なります。それぞれのメリット・デメリットを比較検討し、維持費や老後の生活、そして何よりも大切な「愛犬にとっての快適さ」という視点から、最適な選択をしてください。

今回の記事が、皆様の住まい選びのお役に立てれば幸いです。愛犬との幸せな生活を応援しています!

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