愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
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【ケーススタディ】赤ちゃんを犬から守る!賃貸での義実家訪問トラブル解決策

#犬との暮らし
 
先月里帰り出産を終えて夫の待つ賃貸アパートに帰ってきました。生まれて1ヶ月の我が子に会いたいと義実家の方々が家に来てくれましたが、インターホンを鳴らしてドアを開けるとすぐに小型犬を放されました。義実家で室内犬を飼っているのは知っていましたが、今日連れてくるとは聞いていませんでした。ペット禁止のアパートです。赤ちゃんはリビングで寝ていましたが、犬は真っ先に赤ちゃんめがけて走って行き、敷布団を踏まれました。その後、義実家の人たちは手も洗わず赤ちゃんを抱っこ。犬を抱っこしては、そのまま赤ちゃんを抱っこ。夫も同じようにしていました。「犬は家族。汚くない。神経質すぎる」と夫に言われ、夫と義実家の感覚が普通なのか分からなくなってきました。室内犬を飼ったことのない私が神経質になりすぎているのでしょうか?

この度は大変お辛い状況、お察しいたします。初めての育児で神経質になっているわけではありません。むしろ、赤ちゃんと犬、そして衛生面に対する危機管理意識が非常に高く、正常な反応です。今回のケースを元に、同様の状況に陥った場合にどのように対応すれば良いのか、具体的な解決策を一緒に考えていきましょう。

1.まずは落ち着いて状況を整理しましょう

まず、今回の問題点を整理してみましょう。
ペット禁止の賃貸アパート:契約違反に当たる可能性
事前の連絡なしに犬を連れてくる:配慮不足
衛生管理の問題:感染症のリスク
ご主人との意見の相違:今後の関係に影響する可能性

これらの問題点を一つずつ解決していく必要があります。

2.賃貸契約の再確認と管理会社への相談

まず、賃貸契約書を確認し、ペット禁止の条項がどのように記載されているか確認しましょう。もし、ペット禁止が明記されている場合、管理会社に相談することを検討してください。
管理会社への相談:状況を説明し、今後の対策について相談する。
証拠の収集:犬がアパートにいる証拠(写真や動画)を記録しておく。

管理会社に相談することで、注意喚起や改善を促してもらえる可能性があります。また、万が一、退去を求められた場合の交渉材料にもなります。

3.義実家への伝え方:具体的なお願いと代替案の提示

感情的に伝えるのではなく、具体的なお願いと代替案を提示することで、相手も受け入れやすくなります。
具体的なお願い
「赤ちゃんが小さいうちは、犬を連れてくるのは控えてほしい」
「訪問前に必ず連絡してほしい」
「赤ちゃんを抱っこする前に手洗いをしてほしい」
代替案の提示
「犬を預かる代わりに、近くの公園で一緒に散歩するのはどうか」
「赤ちゃんがもう少し大きくなったら、犬と触れ合わせる機会を設けるのはどうか」

例えば、以下のような伝え方を試してみてください。

「お義母さん、いつもありがとうございます。〇〇(犬の名前)も可愛いですが、赤ちゃんがまだ小さくて抵抗力が弱いので、しばらくの間、家に来るときは〇〇(犬の名前)はお留守番させていただけないでしょうか?〇〇(犬の名前)も大切にされているのは承知していますが、〇〇(犬の名前)のためにも、安全な環境で赤ちゃんとの対面をさせてあげたいんです。落ち着いたら、また一緒に遊べる機会を作りたいと思っています。」

4.ご主人とのコミュニケーション:共通の認識を持つために

ご主人とのコミュニケーションは、今後の夫婦関係を良好に保つために非常に重要です。感情的にぶつかるのではなく、冷静に話し合い、共通の認識を持つように努めましょう。
ご主人の気持ちを理解する:犬を家族として大切に思っている気持ちを理解する。
自分の気持ちを正直に伝える:赤ちゃんの安全と健康を第一に考えていることを伝える。
具体的な提案をする
「犬と赤ちゃんが安全に触れ合える方法を一緒に考えるのはどうか」
「衛生管理について、お互いに協力し合うのはどうか」
「専門家(獣医やドッグトレーナー)の意見を聞いてみるのはどうか」

例えば、以下のような会話を試してみてください。

「〇〇(ご主人の名前)さん、〇〇(犬の名前)が家族の一員なのは私も分かっているよ。でも、赤ちゃんはまだ小さくて、本当にデリケートなの。〇〇(犬の名前)も赤ちゃんも、みんなが安全で快適に過ごせるように、一緒に考えていきたいんだ。例えば、〇〇(犬の名前)と赤ちゃんが触れ合う前に、必ず手を洗うとか、〇〇(犬の名前)のケアをもっと丁寧にするのはどうかな?私たち夫婦で協力して、〇〇(犬の名前)も赤ちゃんも大切に育てていきたいと思っているんだ。」

5.専門家の意見を取り入れる

獣医やドッグトレーナーなど、専門家の意見を取り入れることで、客観的な視点から解決策を見つけることができます。
獣医への相談:犬の衛生管理や感染症のリスクについて相談する。
ドッグトレーナーへの相談:犬のしつけや赤ちゃんとの接し方について相談する。
育児雑誌や書籍の活用:犬と赤ちゃんの安全な共生に関する情報を収集する。

専門家のアドバイスは、ご主人や義実家の方々を説得する際の根拠にもなります。

6.家庭内のルール作り:誰もが納得できるルールを

今回の問題を機に、家庭内のルールを明確にしましょう。
訪問者のルール
訪問前に必ず連絡する
犬を連れてくる場合は事前に許可を得る
赤ちゃんを抱っこする前に手洗いをする
犬のルール
赤ちゃんのいる部屋には入れない
散歩後は必ず体を拭く
定期的な健康チェックと予防接種
衛生管理のルール
こまめな掃除と換気
赤ちゃん用品の消毒
手洗いの徹底

これらのルールを家族全員で共有し、守るように努めましょう。

7.第三者への相談:客観的なアドバイスを求める

どうしても解決しない場合は、第三者(友人、親戚、専門機関など)に相談してみましょう。客観的なアドバイスをもらうことで、新たな視点や解決策が見つかることがあります。
友人や親戚への相談:信頼できる人に話を聞いてもらい、アドバイスをもらう。
専門機関への相談:子育て支援センターや相談窓口に相談する。

8.弁護士への相談(最終手段)

上記の方法を試しても解決しない場合は、弁護士に相談することも検討しましょう。特に、賃貸契約に関するトラブルや、ご主人との離婚を考えている場合は、法的なアドバイスが必要になることがあります。

まとめ:一歩ずつ解決に向けて進みましょう

今回の問題は、複数の要因が絡み合っているため、一気に解決することは難しいかもしれません。しかし、一つずつ丁寧に解決に向けて進んでいくことで、必ず良い方向に向かうはずです。
焦らない:時間をかけて、じっくりと解決策を探す。
諦めない:困難な状況でも、諦めずに解決に向けて努力する。
自分を責めない:あなたは決して間違っていません。自分を大切にしてください。

今回のケースが、あなたとご家族にとって、より良い未来を築くための第一歩となることを心から願っています。

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