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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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犬と暮らす中古マンション購入は無謀?看護師さんのケーススタディ

#犬との暮らし
 
中古マンションの購入を考えています。今年40歳になる看護師です。一昨年離婚し一人暮らしで小型犬を飼っています。年収は約350万円。今の家賃は4万8千円。離婚前から同じ職場におり、職場と愛犬のかかりつけの病院の近くを選びました。今の家に不満はありませんが、もう少し広いところ…もう少しきれいなところ…と思うと家賃が6万以上になりそうで、それなら購入は?と考える様になりました。希望するエリアでいくつか物件を探してみたら、築30年くらいのフルリノベーションで60平米くらい、1500万円くらいの中古マンションがいくつかあり、購入するならそういう感じのところかな?と考えています。貯金は100万円程しかなく、諸経費も含めて35年ローンで管理費なども含め月の支払いが6万円程。不動産屋では年齢、年収、職業的にそのローンを組む事は可能だと言われました。が、やや無謀でしょうか?ペット可の賃貸は、狭いワンルームかファミリー向けの広いところ、もしくは新築の高いところが多く、購入を考えてしまいます。今の賃貸は、約40平米の2DKです。

犬との生活を大切にしながら、より快適な住まいを求めて中古マンションの購入を検討されているのですね。フルリノベーション済みの物件は魅力的ですが、ローンや諸経費、管理費などを考えると、本当に無理のない選択なのか不安になるお気持ち、とてもよく分かります。今回は、40歳で一人暮らしの看護師Aさんが、愛犬との暮らしを考慮して中古マンションを購入する場合の注意点や、無理のない資金計画について、具体的なアドバイスをさせていただきます。

1. まずは結論!慎重な検討が必要

結論から言うと、Aさんの状況で1500万円の中古マンション購入は、慎重な検討が必要です。住宅ローンは組めるかもしれませんが、今後の生活を考えると、無理のない返済計画を立てることが重要になります。特に、犬との生活には予期せぬ出費もつきものです。病気やケガ、トリミング代、ペットフード代などを考慮すると、月々の返済額に加えて、ある程度の貯蓄も必要になります。

2. なぜ慎重な検討が必要なのか?リスクを徹底分析

Aさんの場合、年収350万円で35年ローン、毎月6万円の返済は、決して楽な状況ではありません。住宅ローンの返済が滞ると、最悪の場合、家を手放すことにもなりかねません。ここでは、具体的なリスクを洗い出してみましょう。
収入の減少リスク:看護師という職業は安定していますが、病気やケガで働けなくなる可能性もゼロではありません。また、転職やキャリアチェンジを考えることもあるかもしれません。
金利上昇リスク:変動金利型ローンを選択した場合、金利が上昇すると返済額が増える可能性があります。
修繕費用のリスク:中古マンションは、築年数が経っている分、修繕が必要になる可能性が高くなります。特に、フルリノベーション済みとはいえ、見えない部分の劣化が進んでいることもあります。
管理費・修繕積立金の上昇リスク:マンションの管理費や修繕積立金は、築年数の経過とともに上昇する可能性があります。
犬の医療費リスク:犬は人間と違って保険が適用されない場合が多く、医療費が高額になることがあります。特に、高齢になると病気のリスクが高まります。

これらのリスクを考慮すると、月々の返済額に加えて、ある程度の貯蓄が必要になります。少なくとも、半年分の生活費と、犬の医療費として50万円程度の貯蓄があると安心です。

3. リスクを回避するために!具体的な対策を伝授

リスクがあるからといって、諦める必要はありません。リスクを回避するための対策を講じることで、安心して中古マンションを購入することができます。

3.1. 資金計画を見直す

頭金を増やす:貯金100万円とのことですが、可能な限り頭金を増やすことを検討しましょう。親族からの援助や、不要なものを売却するなどして、少しでも多くの頭金を用意することで、借入額を減らすことができます。
繰り上げ返済を検討する:ボーナスや臨時収入があった場合は、繰り上げ返済をすることで、総返済額を減らすことができます。
固定金利型ローンを選択する:変動金利型ローンは金利上昇のリスクがありますが、固定金利型ローンは返済額が一定なので、安心して返済することができます。
住宅ローン控除を活用する:住宅ローン控除は、住宅ローンの年末残高に応じて所得税が還付される制度です。忘れずに申請しましょう。

3.2. 物件選びを見直す

築年数を考慮する:築30年の中古マンションは、価格が安い分、修繕が必要になる可能性が高くなります。築年数が浅い物件や、大規模修繕済みの物件を選ぶことで、修繕費用のリスクを減らすことができます。
管理体制を確認する:マンションの管理体制がしっかりしているかどうかを確認しましょう。管理組合の活動状況や、修繕計画などを確認することで、安心して暮らすことができます。
ペット可の条件を確認する:ペット可のマンションでも、犬種や大きさ、頭数などに制限がある場合があります。事前に確認しておきましょう。
周辺環境を確認する:愛犬との散歩コースや、動物病院の場所などを確認しましょう。また、近隣住民に犬が苦手な人がいないかどうかも確認しておくと安心です。

3.3. 犬との生活費を見直す

ペット保険に加入する:ペット保険に加入することで、高額な医療費に備えることができます。
トリミング代を節約する:自分でトリミングをするか、トリミングサロンの割引サービスを利用するなどして、トリミング代を節約しましょう。
ペットフード代を節約する:ペットフードは、まとめ買いやインターネット通販を利用することで、安く購入することができます。

4. 専門家のアドバイス:FP(ファイナンシャルプランナー)に相談を

資金計画や物件選びに不安がある場合は、FP(ファイナンシャルプランナー)に相談することをおすすめします。FPは、個人の収入や支出、ライフプランなどを考慮して、最適な資金計画を提案してくれます。また、住宅ローンや保険、税金など、お金に関する様々なアドバイスを受けることができます。

FPに相談することで、自分に合った無理のない返済計画を立てることができます。また、将来のライフプランに合わせて、住宅ローンの借り換えや繰り上げ返済などのアドバイスを受けることもできます。

5. 犬との暮らしを豊かにする!物件選びのポイント

犬との暮らしを快適にするためには、物件選びも重要です。以下のポイントを参考に、愛犬と快適に暮らせる物件を選びましょう。
広さ:犬が自由に動き回れる広さを確保しましょう。特に、大型犬の場合は、広いスペースが必要です。
日当たり:日当たりの良い部屋は、犬の健康にも良い影響を与えます。
風通し:風通しの良い部屋は、犬の体臭や湿気を防ぎます。
床材:滑りにくい床材を選ぶことで、犬の関節への負担を軽減することができます。
防音性:犬の鳴き声が近隣住民に迷惑をかけないように、防音性の高い物件を選びましょう。
ペット専用設備:ペット専用の足洗い場や、リードフックなどがあると便利です。
共用スペース:ドッグランやペット同伴可能な共用スペースがあると、犬との交流を楽しむことができます。

6. 成功事例:犬と暮らすマンション購入者の声

実際に犬と暮らすマンションを購入したBさんの事例をご紹介します。Bさんは、40代の会社員で、トイプードルを飼っています。Bさんは、中古マンションを購入する際に、以下の点を重視しました。
立地:職場と自宅の中間地点で、犬の散歩に最適な公園が近くにあること
広さ:60平米以上の広さで、犬が自由に動き回れること
管理体制:管理体制がしっかりしており、ペット可の条件が緩いこと

Bさんは、これらの条件を満たす中古マンションを見つけ、購入しました。購入後、Bさんは、愛犬との暮らしを満喫しています。

「マンションを購入して、本当に良かったと思っています。以前は、狭い賃貸アパートに住んでいましたが、今は、愛犬が自由に動き回れる広いスペースがあるので、とても喜んでいます。また、近くに公園があるので、毎日散歩に行くのが楽しみです。」(Bさん)

7. まとめ:愛犬との幸せな生活のために

中古マンションの購入は、大きな決断です。特に、犬との生活を考慮する場合は、慎重な検討が必要です。資金計画や物件選び、犬との生活費など、様々な要素を考慮して、無理のない選択をしましょう。

今回の記事では、40歳で一人暮らしの看護師Aさんが、愛犬との暮らしを考慮して中古マンションを購入する場合の注意点や、無理のない資金計画について、具体的なアドバイスをさせていただきました。この記事が、Aさんのマンション購入の参考になれば幸いです。

愛犬との幸せな生活のために、慎重に検討し、最適な選択をしてください。

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