愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
愛犬との「暮らし」にまつわる思い出を本にしませんか?出版にかかる費用は0円です。
たくさんの「愛犬との暮らし」の投稿が集まったら一冊の本になり、「国会図書館」に納品されます。

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ペット可賃貸、小型犬2匹。オーナーが1匹のみ許可の場合どうすれば?【犬との賃貸トラブル解決】

#犬との暮らし
 
今年の6月末に転勤のため引っ越しを検討しているものです。現在小型犬を2匹飼育しており、ペット可の賃貸物件を探しています。ただ新しい土地でペット2匹可の物件は本当に少なく、3ヶ月ほど探していますがなかなかみつかりません。やっとみつけた物件が定期借家のマンションで、マンション自体は犬2匹まで可ですが、その部屋のオーナーさんは犬を飼うことに難色を示されているようで、1匹なら可とのことでした。自分の所有している部屋にやはり犬が入ること自体嫌がられる方も多いと思うので仕方ないと思うのですが住む場所がみつからずあせっています・・。今自分が住んでいる地域はたまたまペット可物件が多く、他の地では少ないという認識が自分が甘かったという点はとても反省しています。。犬をオーナーさんに内緒で2匹飼うことはやはり法的にも良心的にもやめたほうがいいのでしょうか?

【結論】内緒で2匹飼育は絶対にNG!信頼関係崩壊と法的リスク

結論から申し上げます。絶対に内緒で2匹の小型犬を飼育することは避けるべきです。一時的にやり過ごせたとしても、発覚した際のリスクは計り知れません。法的責任を問われる可能性もありますし、何よりもオーナーさんとの信頼関係を完全に失ってしまいます。最悪の場合、契約解除となり、愛犬たちとの住まいを失うことにもなりかねません。

【ケーススタディ】安易な決断が招いた悲劇

これは、実際にあったお話です。

Aさんは、どうしても都心に住みたくて、ペット可のマンションを見つけました。しかし、Aさんが飼っているのは2匹のトイプードル。そのマンションは小型犬1匹のみ可という条件でした。

「バレなければ大丈夫だろう」

Aさんはそう考え、2匹のトイプードルとこっそり暮らし始めました。しかし、数ヶ月後、Aさんの留守中に、2匹のトイプードルが原因で水漏れ事故が発生。下の階の住人に被害が出てしまったのです。

管理会社が調査に入り、2匹の犬を飼っていることが発覚。Aさんは契約違反を問われ、すぐに退去することになりました。

Aさんは、新しい住まいを探さなければなりません。しかし、契約違反の経歴があるため、なかなかペット可の物件が見つかりません。ようやく見つかった物件は、以前よりも家賃が高く、都心からも離れた場所でした。

Aさんは、

「あの時、無理をしなければ…」

と、深く後悔したそうです。

【なぜダメ?】内緒のペット飼育がもたらす3つのリスク

1. 契約違反による強制退去
賃貸契約書には、ペットの飼育に関する条項が必ず記載されています。無断でペットを飼育した場合、契約違反となり、強制退去を命じられる可能性があります。
2. 損害賠償請求
ペットが原因で物件に損害を与えた場合、損害賠償を請求されることがあります。例えば、壁や床を傷つけたり、鳴き声で近隣住民に迷惑をかけたりした場合などが該当します。
3. 信頼関係の崩壊
最も重要なのは、オーナーさんとの信頼関係です。内緒でペットを飼育した場合、信頼関係は完全に崩壊し、その後の関係修復は非常に困難になります。

【解決策】諦める前に試したい5つのステップ

「どうしてもこの物件に住みたい。でも、2匹の愛犬と一緒でなければ…」

そんなあなたのために、諦める前に試してほしい5つのステップをご紹介します。

ステップ1:再度、オーナーさんと交渉してみる

まずは、正直な気持ちを伝え、再度交渉してみましょう。
犬種、性格、飼育状況を詳しく説明する
小型犬であること、おとなしい性格であること、きちんと躾ができていることなどを具体的に伝えましょう。写真や動画を見せるのも効果的です。
追加の契約条件を提案する
例えば、敷金を増額したり、ペット保険に加入したり、定期的なクリーニングを обязатьсяするなど、オーナーさんが安心できるような条件を提示してみましょう。
近隣住民への配慮を約束する
騒音対策や衛生管理を徹底し、近隣住民に迷惑をかけないことを約束しましょう。具体的には、防音マットを敷いたり、 নিয়মিতに散歩に連れて行ったり、排泄物の処理を徹底したりすることなどが挙げられます。

ステップ2:ペット共生型賃貸物件を探す

最近では、ペットとの暮らしを前提とした賃貸物件が増えています。これらの物件は、ペットのための設備が充実しており、他の入居者もペットを飼っているため、理解が得られやすいというメリットがあります。
ペット可物件専門サイトを活用する
多くのペット可物件専門サイトでは、犬種や頭数などの条件を指定して検索することができます。
不動産会社に相談する
ペット可物件に強い不動産会社に相談すれば、希望に合った物件を見つけてくれる可能性が高まります。

ステップ3:一時的に預けるという選択肢

どうしても見つからない場合は、一時的に愛犬を預けるという選択肢も検討しましょう。
ペットホテル
短期間の預かりであれば、ペットホテルが便利です。
ブリーダー
犬舎によっては、長期の預かりに対応してくれる場合があります。
友人や知人
信頼できる友人や知人に預かってもらうのも一つの方法です。

ステップ4:犬との暮らし方を改めて見直す

無駄吠え対策
原因を特定する:犬が無駄吠えをする原因は様々です。寂しさ、不安、警戒心、興奮など、原因を特定することで、適切な対策を講じることができます。
環境を整える:犬が安心して過ごせる環境を整えましょう。静かで落ち着ける場所を用意したり、適度な運動をさせたりすることが大切です。
トレーニングをする:無駄吠えをしたら、無視をする、または「静かに」と指示するなど、一貫した態度で接しましょう。
いたずら対策
危険なものを片付ける:犬が誤って口にすると危険なものは、手の届かない場所に片付けましょう。
おもちゃを与える:犬がおもちゃで遊ぶことで、いたずらを防ぐことができます。
十分な運動をさせる:運動不足は、犬のストレスの原因になります。毎日 충분な散歩や運動をさせましょう。
抜け毛対策
こまめなブラッシング: नियमित的にブラッシングをすることで、抜け毛を減らすことができます。
空気清浄機を設置する:空気清浄機は、空気中の抜け毛やホコリを除去する効果があります。
掃除機をかける:毎日掃除機をかけることで、室内の抜け毛を減らすことができます。

ステップ5:犬との生活を豊かにする工夫

ドッグラン
ドッグランは、犬が自由に走り回ることができる場所です。他の犬との交流も楽しむことができます。
ドッグカフェ
ドッグカフェは、犬と一緒に食事やお茶を楽しむことができるカフェです。
犬同伴OKの施設
最近では、犬同伴OKのレストランやホテル、観光施設が増えています。愛犬と一緒に旅行やレジャーを楽しむことができます。

【専門家からのアドバイス】弁護士B先生

「賃貸契約は、貸主と借主の信頼関係に基づいて成立します。無断でペットを飼育した場合、信頼関係を損ない、契約解除や損害賠償請求につながる可能性があります。ペットを飼育する場合は、必ず事前にオーナーさんの許可を得て、契約書に明記することが重要です。」

【まとめ】愛犬との幸せな暮らしのために

愛犬との暮らしは、かけがえのないものです。しかし、賃貸物件でのペット飼育には、様々な制約があります。ルールを守り、オーナーさんや近隣住民への配慮を忘れずに、愛犬との幸せな暮らしを実現しましょう。今回の記事が、その一助となれば幸いです。

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